2007年 09月 22日
リヨネ地方編 Part ①
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今回のフランス地方を巡る旅・リヨネ地方編は書く事が多いため、二部に分けて書きます。
ヨロシク(^-^)/
今回、スポットをあてたリヨネ地方の都市・リヨン。
フランスの第2都市でもある大きな街。
そして『美食の都』としても世界中に有名な地域。
2000年以上の歴史をもつこの都市は、フランスがローマに支配されていた頃(紀元前1世紀、ローマ帝国のガリア植民地)、首都として機能していた。
今なお、リヨン発祥の地フルヴィエールの丘には円形劇場などローマ時代の遺跡が残っている。
15世紀以後、定期市の開催や銀行の設置などにより経済発展を遂げたリヨンは、フランスルネッサンスの一大中心地となった。
ここリヨン歴史地区は世界遺産にも認定されています。
そして、リヨンを美食の都として発展させたのは、19世紀の女性たち。
彼女達はコルドン・ブルー(料理上手な女性)と呼ばれ、そのおふくろの味を求め彼女達の経営するレストランに人々が群がったのが始まりとされています。
リヨンの有名なレストランには、母親が築いたレストランを受け継いだケースも多くあります。
街の中心部にはベルクール広場があり、ここから眺めるフルヴィエールの丘は最高にすばらしい。
ベルクール広場のある新市街を挟んで、両側に流れているのがソーヌ川とローヌ川。
新市街からフルヴィエールの丘に向かい、ソーヌ川を越えると旧市街に入る。
赤茶色の屋根と石畳の路地を歩いていくと、ルネッサンス時代を感じられる。をリヨン地方独特の「ブション」と呼ばれる庶民的ビストロが所狭しと並んでいる。
自分はここがリヨンで一番好きな場所。
何度も足を運び、ビストロや雑貨屋さんを回っていた。
お店をオープンする前にもここへ来た。
何だかホッとする場所で、力をもらえる気がする。
思わず、故郷を感じてしまうほどだ。
フランスを代表するあの『ポール・ボキューズ』のレストランがリヨンにある。
自分も修業時代に会った事があり、
元々、大柄な体格をしているのだが、何倍にも大きく見えた。
威圧感があり、それと同時に優しさが滲み出ていた。
料理の話をするボキューズ氏の表情は最愛な人を想う感覚に似ていた。
フランス料理の神様は、やはり想いまで神様なんだなと思った。
~トレビア~
★約100年前に映画が生まれたのもここリヨン。
★リヨン生まれの作家・サンテグジュペリ
『星の王子様』で世界中に有名な小説家
1900年6月29日にリヨンで生まれた。
次回の『フランス地方を巡る旅』は、
リヨネ地方Part②(リヨンのワインと地方料理)をお送りします(^O^)/
お楽しみにー!
(※これらの文章はフランス修業時代や旅で感じたまま、また昔に勉強した記憶のフランス日記です。一応、念のために…。)
ヨロシク(^-^)/
今回、スポットをあてたリヨネ地方の都市・リヨン。
フランスの第2都市でもある大きな街。
そして『美食の都』としても世界中に有名な地域。
2000年以上の歴史をもつこの都市は、フランスがローマに支配されていた頃(紀元前1世紀、ローマ帝国のガリア植民地)、首都として機能していた。
今なお、リヨン発祥の地フルヴィエールの丘には円形劇場などローマ時代の遺跡が残っている。
15世紀以後、定期市の開催や銀行の設置などにより経済発展を遂げたリヨンは、フランスルネッサンスの一大中心地となった。
ここリヨン歴史地区は世界遺産にも認定されています。
そして、リヨンを美食の都として発展させたのは、19世紀の女性たち。
彼女達はコルドン・ブルー(料理上手な女性)と呼ばれ、そのおふくろの味を求め彼女達の経営するレストランに人々が群がったのが始まりとされています。
リヨンの有名なレストランには、母親が築いたレストランを受け継いだケースも多くあります。
街の中心部にはベルクール広場があり、ここから眺めるフルヴィエールの丘は最高にすばらしい。
ベルクール広場のある新市街を挟んで、両側に流れているのがソーヌ川とローヌ川。
新市街からフルヴィエールの丘に向かい、ソーヌ川を越えると旧市街に入る。
赤茶色の屋根と石畳の路地を歩いていくと、ルネッサンス時代を感じられる。をリヨン地方独特の「ブション」と呼ばれる庶民的ビストロが所狭しと並んでいる。
自分はここがリヨンで一番好きな場所。
何度も足を運び、ビストロや雑貨屋さんを回っていた。
お店をオープンする前にもここへ来た。
何だかホッとする場所で、力をもらえる気がする。
思わず、故郷を感じてしまうほどだ。
フランスを代表するあの『ポール・ボキューズ』のレストランがリヨンにある。
自分も修業時代に会った事があり、
元々、大柄な体格をしているのだが、何倍にも大きく見えた。
威圧感があり、それと同時に優しさが滲み出ていた。
料理の話をするボキューズ氏の表情は最愛な人を想う感覚に似ていた。
フランス料理の神様は、やはり想いまで神様なんだなと思った。
~トレビア~
★約100年前に映画が生まれたのもここリヨン。
★リヨン生まれの作家・サンテグジュペリ
『星の王子様』で世界中に有名な小説家
1900年6月29日にリヨンで生まれた。
次回の『フランス地方を巡る旅』は、
リヨネ地方Part②(リヨンのワインと地方料理)をお送りします(^O^)/
お楽しみにー!
(※これらの文章はフランス修業時代や旅で感じたまま、また昔に勉強した記憶のフランス日記です。一応、念のために…。)
by republique_chef
| 2007-09-22 16:25
| フランス地方を巡る旅